矯正では無い噛み合わせ治療
インプラントや審美治療も永続的なものへ
ENGAGEMENT
噛み合わせ治療
目の前の痛みの治療も大事ですが、基盤となる正しい噛み合わせが予防効果をもたらす
虫歯治療や歯周病治療などさまざまな治療を行い、痛みを軽減し修復しますが、本来基盤となる正しい噛み合わせがなければ、再発するリスクが残したままの状態を一つ一つクリアにしていくことで、本当の予防になります。また正しくない噛み合わせでは、徐々に悪循環を及ぼしていきます。長期間治癒しない頭痛や肩こり・関節症などの原因は、この「噛み合わせ」からくることも少なくありません。
40年以上もの間、噛み合わせの権威として世界的に支持され、アメリカでは2万人以上の歯科医が技術を習得しているピーター・E・ドーソンの提唱する「ドーソン咬合理論」を当院の院長も習得しており、診療においてもこのドーソン咬合理論に基づく正しい噛み合わせを審査・診断と、患者様の希望もしっかりと聞いた上で、診療方針をお話ししたのち、治療も行っております。
人間の歯は1年間に0.03mmしか磨耗しないといわれており、歯の断面の黄色い象牙質が出ている時には、噛み合わせが悪く、歯ぎしりや食いしばりのある証拠です。
このような状態のまま使い続ければ、通常の7倍の速さで磨耗してしまい噛み合わせが著しく悪くなってしまうことがあります。
あなたはこのような症状を感じていますか?
噛み合わせが悪い方は、次のような症状を抱えていることがあります。
- 歯が削れている
- 歯ぎしりする
- 食いしばりが多い
- 自分の舌をよく噛む
- 顎がガクガクする
- 歯周病がある
- 咀嚼に左右差がある
- 被せ物や詰め物が取れる
噛み合わせが全身に及ぼす悪影響
噛み合わせが悪いと、主に次のような症状を引き起こします。
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- 耳鳴り
- めまい
- 鼻づまり
- 目のかすみ
- 顎関節症
噛み合わせ治療の流れ
1回目噛み合わせの必要性と口腔内写真の撮影・検査(60分程度)
噛み合わせ治療の必要性の説明
検査の前に噛み合わせ治療の必要性を説明させていただきます。
一般的な虫歯治療だけを直しても根本的な正しい噛み合わせがなければ、永続的にご自身の歯を保つことは難しいと考えられております。そのためにさまざま項目の検査を行っていききます。
検査の前に
検査の前に今までの治療履歴をお聞きしたり、歯全体のスクリーニング検査を行っていきます。
検査・触診
顎関節における開閉の音や痛み、張り、ヅレや頭部・顎の筋肉の触診などさまざまな項目を検査していきます。顎関節の開閉の音に異常がある場合、必要に応じてCTやMRIを撮影します。
※顎の関節に問題があるとこの段階で理想的な噛み合わせにはスタートの段階で障害が起きてしまいます。
口腔内撮影
検査・触診後に、口腔内や正面から見た歯並びなど、さまざまな角度を撮影していきます。撮影した写真は噛み合わせ専門の解析ソフトを使用し診断にしていきます。
2回目診査・診断の評価と今後の治療計画の説明(60分程度)
診断-1
正面から歯が綺麗に見えるのは黄金比率に則った形があるからです。まず正面からの計測によって判断し、それにより歯間の幅が決めていきます。
診断-2
顔の全体に対し主軸が垂直水平並行になっているのか評価します。大体の方が曲がっているのが現状です。
診断-3
噛みながら歯を左右にスライドさせた時に、当たっていけいないところに歯が当たっていないか判断してます。
3回目噛み合わせ治療を開始
噛み合わせ治療
治療治療計画の通り、治療を進めていきます。理想的噛み合わせへと導いていきます。
噛み合わせも自然と変化するため、定期的なメンテナンスが必要
毎日食事をすることで咀嚼していく中、噛み合わせもわずかではありますが変化していきます。正しい噛み合わせは、定期的にメンテナンス(噛み合わせのチェック・咬合調整)が必要です。
正しい噛み合わせはインプラントや審美治療も永続的なものへ
インプラトも審美治療も全てきちんとした噛み合わせがなければ、無駄なものになってしまう可能性があります。もし何もなくインプラント治療を行うだけでは、「ただ歯があり」「ただ噛む」だけのものですが、それでは自然と影響(差異)が出てしまいます。せっかく治療したインプラントや審美治療を永続的に使いづづけるようにしていくためにも基盤となる正しい噛み合わせが必要であります。
インプラントを併用した噛み合わせ治療
噛み合わせ治療の主な症例
症例:Before
症例:After
KIBAN
当院の正しい咬合調整が歯科診療の基盤
40年以上もの間、噛み合わせの権威として世界的に支持され、アメリカでは2万人以上の歯科医が技術を習得しているピーター・E・ドーソンの提唱する「ドーソン咬合理論」を日本で広めたいとアメリカに渡りドーソン氏を招き入れるため波多野歯科の理事長の働きかけにより、2013年より波多野歯科で「The Dawson Academy Japan」が始まりました。
インプラントも審美も全てきちんとした噛み合わせがなければ、無駄なものになってしまう可能性があります。
もしインプラント治療し、ただ歯があり、ただ噛むだけのものであるなら、それでは差異が出てしまいます。
せっかく治療したインプラントや審美などを永続的に使いづづけるようにしていくことがこの「The Dawson Academy」の学問となるのです。