矯正では無い噛み合わせ治療

インプラントや審美治療も永続的なものへ

2月噛み合わせ相談

当院の噛み合わせ治療

当院は、科学的根拠に基づいた噛み合わせの調整を行っています。患者様の感覚や、歯科医師の勘に頼った調整は行いません。
40年以上もの間、噛み合わせの権威として世界的に支持され、アメリカでは2万人以上の歯科医が技術を習得しているピーター・E・ドーソンが提唱する「ドーソン咬合理論」を習得し、正しい噛み合わせの審査・診断を行っています。
患者様の希望もしっかりと聞いた上で、診療方針をご説明し、ご理解をいただいて治療を開始します。

噛み合わせ診断シミュレーション画像

噛み合わせ治療の流れ

  • ご説明
    歯科医師から噛み合わせ治療の説明を受けている女性

    検査の前に噛み合わせ治療や噛み合わせの重要性について説明させていただきます。

  • 検査の前に
    スクリーニング検査

    検査の前に今までの治療履歴をお聞きしたり、歯全体のスクリーニング検査を行っていきます。

  • 検査・触診
    かみ合わせ治療の検査・触診

    顎関節における開閉の音や痛み、張り、ずれや頭部・顎の筋肉の触診などさまざまな項目を検査します。顎関節の開閉の音に異常がある場合など、必要に応じてCTやMRIを撮影します。

  • 口腔内撮影
    口腔内撮影

    口腔内や正面から見た歯並びなど、さまざまな角度で撮影します。撮影データと噛み合わせ専門の解析ソフトを使い、診断します。

  • 診断1
    噛み合わせ治療の歯間の幅を決める診断

    正面から歯が綺麗に見えるのは黄金比率に則った形があるからです。まず正面からの計測によって判断し、それにより歯間の幅を決めていきます。

  • 診断2
    顔全体に合わせて歯の主軸を確認する診断

    顔の全体に対し主軸が垂直水平並行になっているのか評価します。大体の方が曲がっているのが現状です。

  • 診断3
    噛み合わせ診断

    噛みながら歯を左右にスライドさせた時に、当たっていけいないところに歯が当たっていないか判断してます。

  • 噛み合わせ治療を受けている女性

    治療治療計画の通り、治療を進めていきます。理想的噛み合わせへと導いていきます。

正しい噛み合わせが
長期的なお口の健康を守ります

虫歯や歯周病の治療だけ行っても、その根本原因となっている噛み合わせが正しくなければ、長期的なお口の健康は守れません。虫歯や歯周病などの原因である細菌(プラーク)のコントロールとともに、リスクファクターとなり得る噛み合わせを正しい状態に維持することが大切です。
インプラトや審美治療を行った場合も、噛み合わせが悪い状態では長持ちしません。せっかく治療したインプラントや審美治療を永続的に使い続けるためにも、基盤となる正しい噛み合わせが必要です。

ドーナツを食べている笑顔の親子

噛み合わせが
認知症の発症に影響

噛み合わせと認知症の関係については、さまざまな研究結果が発表されていて、
正しい噛み合わせを維持することの重要性が示されています。

高齢者の5人に1人が認知症に

岡山大学予防歯科学分野の森田学教授のグループが、噛み合わせの異常が認知症のリスクを増やすことを世界で最初に証明し、アメリカの神経科学雑誌に掲載されました。

アルツハイマー型認知症の経過

高齢者の認知症の約 45%を占めるとされるアルツハイマー型認知症は、脳に「アミロイドβ」というたんぱく質が蓄積することが原因として知られていますが、噛み合わせが悪いとそのタンパク質が2~3倍に増加していることがわかりました。つまり、噛み合わせが悪いと2〜3倍認知症になるリスクが高くなります。

噛み合わせとアミロイドβの関係

物を「噛む」ことによる脳への刺激は、脳の活動において極めて重要です。また歯は特定の原因なしに歯列からはみだしたり、動揺したり磨耗したりしません。必ず不調和を引き起こす原因があります。その原因を特定し長期的に安定し調和のとれた噛み合わせが必要になります。

噛み合わせ治療の主な症例

治療前

噛み合わせ症例01治療前:正面 噛み合わせ症例01治療前:上顎

治療後

噛み合わせ症例01治療後:正面 噛み合わせ症例01治療後:上顎
症例を詳しく見る

治療前

噛み合わせ症例02治療前:正面 噛み合わせ症例02治療前:下顎

治療後

噛み合わせ症例02治療後:正面 噛み合わせ症例02治療後:下顎

正しい咬合調整が歯科診療の基盤

40年以上もの間、噛み合わせの権威として世界的に支持され、アメリカでは2万人以上の歯科医が技術を習得しているピーター・E・ドーソンの提唱する「ドーソン咬合理論」を日本で広めたいとアメリカに渡りドーソン氏を招き入れるため波多野歯科の理事長の働きかけにより、2013年より波多野歯科で「The Dawson Academy Japan」が始まりました。

インプラントも審美も全てきちんとした噛み合わせがなければ、無駄なものになってしまう可能性があります。もしインプラント治療を行い、ただ歯があり、ただ噛むだけのものであるなら、それでは差異が出てしまいます。せっかく治療したインプラントや審美などを永続的に使い続けるようにしていくことが、この「The Dawson Academy」の学問となるのです。

噛み合わせを確認できる模型
© 2022 KAGA DENTAL CLINIC.